この件に関しては、いっぱい気になることがあります。今、紀伊半島にいますが、こっちの家においてある園芸種ﾌｼﾞﾊﾞｶﾏは、まだ青々としています。京都の家の庭にあるエノキは、１０月末に枝を落としたのですが、残った葉は紅葉もせず、未だに緑で、枝を切った跡から不定芽や新芽がいっぱい出ています。今朝行ってきた京都府綴喜郡の末山では、栗が紅葉せず緑の葉をつけたままでした。１２月２２日、京都府久世郡の小生の畑では、羽化したてと思われるモンシロチョウが飛んでいました。一つ一つを取ってみれば、そんなこともあるさと思うのですが、これが重なるとどうなのでしょうか？アケビコノハはまだ越冬に入れていない個体がいます。アカイエカ（チカイエカじゃないと思う）も飛んでいます。ヤレヤレ、追っかけて、考えるのは大変だ。

虫のシーズンオフで、話題が少ないようなので、asagi日記にふさわしいかどうかは別にして、この手の話題の続きを。
今日はヒメアカタテハが飛んでいました。暖かさに誘われてついふらふらとというところでしょうか？畑のフジバカマ（園芸種）とカスミソウは芽が吹き始めました。ヒメタチアオイの地上部は、枯れないまま、青々と茂っています。蛙は地面の下で眠っているようですが、クモも成虫越冬（？）のヤガ（種は分かりません）も動いています。最近、休眠と越冬の関係が、よく分かりません。越冬＝休眠でないことは承知していますが、？？？。色々あります。

はっきりはわかりませんが、スイゼンジナには２系統ある気がします。当方の所有するスイゼンジナは１系統は今の時期に今年は花を付けていますが、もう１系統は開花しておりません。昨年も同様でした。早く咲く系統（1）と遅く（4〜5月）咲く系統（2)では植物体にも若干の違いが見られます。1は葉裏の紫が薄く、葉表に毛が少なくつるつるしています。2は葉裏の紫が濃く葉表に毛が生えていてざらざらしています。1の方が2に比べて全体的に大型です。また花芽をもつと1の葉は余り変化しないのですが、2の葉は切れ込みが入り、ギザギザになるなどの違いが有ります。

植物には確かに同じ種類でも開花期が違うものがありますが，自宅のスイゼンジナは，一つの株からの栄養繁殖（挿し木）で増やしたクローンなので同じ性質だと思っていまが，花の咲く一株以外の数株は花をつけません。
今年は花の咲かない株の頂芽を挿し木して見ようと思っています。
花の咲かない株は，多分窒素過多で花芽の分化ができず，葉ばかり繁っているようです。
今年はいろいろ試してみようと思っています。

私はスイゼンジナをアサギマダラ用と本人用（食用）に植えていますが、肥料を与えたことはありません。
それでも良く生育しますよ。野菜として収穫する際に肥料が効くとアクが強く出ます。庭に５年位植えっぱなしにしています。

私の家（大阪府）では、スイゼンジナをプランターに植えていますが、花は咲きません。上がオープンな環境だと、２〜３月の寒さ（霜）にやられてしまいます。

石川県あたりで栽培されているものは、元は九州南部と同じなのでしょうが、咲きにくいようですね。咲かないわけではないので、切る時期をいろいろ変えると、アサギマダラに都合のいい時期に花芽ができるかもしれません。