最近のアサギマダラ関連のWebニュース

最近のアサギマダラ関連のWebニュースを拾い集めてみました。多くの記事は一週間ほどで削除されると思われます。

 

  • アサギマダラ、優美な姿紹介 善通寺で写真展(47NEWS四国新聞(2022年5月28日(土) 会員限定)

https://www.47news.jp/localnews/7840672.html

 

台湾からアサギマダラ飛来 龍郷町長雲峠で再捕獲 マークで判明 南西諸島への北上記録、初の可能性 (Yahoo! Japanニュース ・株式会社奄美新聞社2022年5月27日(金))

https://news.yahoo.co.jp/articles/ead71100be28140a4175bfd3a03bdab2de1d39e8?fbclid=IwAR3rjzRvJPZI-k9JBNA6ZJGBGK-rxa_bQgiQjCxeSVyVzIfkuJpVwTEukms

 

  • 台湾からアサギマダラ飛来 龍郷町長雲峠で再捕獲 マークで判明 南西諸島への北上記録、初の可能性 (奄美新聞社2022年5月27日(金))

https://amamishimbun.co.jp/2022/05/26/38012/?fbclid=IwAR1KstfrV1W10_wEDqAH8f4a_S_5FaqbOEfsf4oZOASk0DQe3sSx5QzVBL0

 

・列島縦断「旅するチョウ」1200匹が島で一息 飛来のピーク 大分 (TOS テレビ大分 2022年5月26日(木))

https://news.yahoo.co.jp/articles/d0ac83c38eae1c863a0e8ba33a9b1e572dc6cedf

 

  • 優雅に舞う「アサギマダラ」 宮崎市の民家にチョウの楽園 宮崎県(宮崎ニュース UMK 2022年5月24日(火))

https://news.yahoo.co.jp/articles/9f0ab403c4e73afd136457518698b15a7ecc097f

 

・ 2000キロを旅するチョウ 羽休めのポイントづくり 好物の花「フジバカマ」を小学生が植栽 (Yahoo! Japanニュース ・OBS大分放送 2022年5月24日(火))

https://news.yahoo.co.jp/articles/9f84e94c53f14d002de5f0d9b06c33c10e925084

 

2000キロを旅するチョウ 羽休めのポイントづくり 好物の花「フジバカマ」を小学生が植栽 (OBS大分放送 2022年5月24日(火))

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/obs/52837?display=1

 

  • 北へ行くのよ…旅するチョウ、アサギマダラ飛来 南さつま (南日本新聞2022年5月13日)

https://373news.com/_news/storyid/156018/

 

  • 喜界島のアサギマダラ徳島県で発見 昆虫愛好家、福島さんマーキング (南海日日新聞社2022年4月28日)

https://www.nankainn.com/news/weather/%E5%96%9C%E7%95%8C%E5%B3%B6%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%B5%E3%82%AE%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%A9%E5%BE%B3%E5%B3%B6%E7%9C%8C%E3%81%A7%E7%99%BA%E8%A6%8B%E3%80%80%E6%98%86%E8%99%AB%E6%84%9B%E5%A5%BD%E5%AE%B6

 

  • 旅するチョウ「アサギマダラ」 だれが放した? 鹿児島県本土→奄美大島・喜界・沖縄 羽にマーキングの3羽 (南日本新聞2022年3月07日

https://373news.com/_news/storyid/152670/

 

北上の新たな記録生まれる:台湾から鹿児島県奄美大島にアサギマダラ移動

この報告をずっと待っていたんですよ。

ついに台湾からのアサギマダラが7年振りに日本で再捕獲されたのです!北上の数少ない新たな記録が生まれました。

李信徳さんが426日、台湾陽明山国立公園・大屯自然公園で標識した「05YMS 4/26, 4/26 uT 05」が、鹿児島県奄美大島龍郷町で5月25日、安川憲さんによって再捕獲されました。オスの個体で、29日間で878.5 kmの移動です。安川さんが、Facebook アサギマダラ・マーカーの広場に掲載してくださっていますので、ぜひご覧ください。

安川さんが報告された「YMS」のマークを見た時には、胸が躍りました。「YMS」は、台湾の陽明山で使っているマークだからです。台湾から日本に移動して記録された例は、私の記録では今回の記録を含めてたったの6例です。そのうち李さんのマークは5例で、14年ぶりの快挙です。それほど少ないです。

国内でも、鹿児島県、宮崎県などで標識された個体が、徳島県や大分県などで再捕獲されています。国内であっても、秋のデータに比べたら、極端に数が少ないです。

北上の記録は、海辺の砂粒の中から宝石を見つけ出すようなもので、非常に貴重なのです。その一つのデータが今回記録されたという訳ですから、私の胸が躍ったこともお分かりになると思います。

海辺のスナビキソウや畑のスイゼンジナで出会うかも知れませんし、今回の安川さんのように山でツバキ科のイジュに訪花しているところに出会うかも知れません。

海岸や山に行ってアサギマダラを見た時には、ぜひマークを見つけましょう。台湾や南の暖かい地方からやってきた個体かも知れません。

安川さんは「アマミ タ5/25 KY456」の追記をして放蝶しています。皆さんが出会う可能性もあります。再々捕獲を期待してしまいます。

可能なら捕獲し、写真に撮ってぜひ報告してください。今回のような感動を、ぜひ皆さんにも味わってほしいです。

李さんも安川さんも、きっと昨夜は興奮して眠れなかったでしょうね。20年以上にも及ぶ李さんの長年の努力と、安川さんの奄美まで通う調査の努力が報われましたね。

ドラマ「やんごとなき一族」にアサギマダラが登場

少し前に、NHKの朝の連続ドラマ「ちむどんどん」のオープニング映像にアサギマダラが登場する、という記事を書きました。今度は「やんごとなき一族」にアサギマダラの標本が登場したことを報告します。

私の娘がドラマ好きで、この4月に放送が始まった「やんごとなき一族」の第二話にアサギマダラらしい標本が出た、と知らせてくれました。映像を確認してみると、尾上松也が演じる長男の夫婦の自室に標本箱があり、そこにアサギマダラの標本2頭がありました。他にはオオルリアゲハ、オオタスキアゲハ?、リュウキュウアサギマダラ、ルリマダラ類などが確認できました。

あまり仕事ができない長男は、蝶の標本収集を趣味としている、という設定のようです。次男とその嫁が主人公で、三男は車が趣味だったと思います。医者などのリッチな方たちは、トリバネアゲハ類や、ゼフィルス類などの収集家が多いのですが、この長男の標本箱の種類を見ると、特にこだわりが感じられません。スタッフが撮影用に適当に集めた標本を使ったのかもしれません。

いずれにしろ、アサギマダラが中心に撮影されていて、やはり蝶といえばアサギマダラ、という雰囲気がドラマ界にある一例と思います。

「やんごとなき一族(ドラマ)見逃し再放送や無料動画を視聴する方法|1話~最終回まで全話フル配信」を見ると、まだ見れる機会があるようです。どうぞ、ご確認ください。

アサギマダラの初見情報と春の訪花植物:山口県周防大島町

またまた情報が前後してしまいますが、山口県周防大島町の山本弘三さんから4月の初見情報が届いていますのでご紹介いたします。さらに春の訪花植物についても教えていただきました。山本さんによると、周防大島の外入フジバカマ園で4月25日、メスのアサギマダラがスイゼンジナに訪花していたとのことです。

スイゼンジナに訪花したアサギマダラ:山本弘三さん提供

 

周防大島は瀬戸内海の島の一つで、本州とは大島大橋で繋がっており、山口県の南東に位置しています。島というだけで魅力的ですが、その島ではよくアサギマダラが観察されており、山本さんを通しての報告は毎年たくさんあります。

 

アサギマダラの会の村上豊さんがまとめている「We love ! アサギマダラ情報 291号」「初見日情報 2021」(3ページ)によると、昨年の初見は4月27日(asagi:037295)ですので、今年は2日早いということになりますね。

 

山本弘三さんのコメントをお伝えしますね。春のアサギマダラがたくさん集まる植物も教えてくださいました。

 

「ここのフジバカマ園には野生種コバノフジバカマが約1000株以上植えてあり秋の南下時期にはアサギマダラが1000頭以上集まります。

春の北上時期にもアサギマダラに立ち寄ってほしいことから、最近訪花植物のスナビキソウ・スイゼンジナ・シマフジバカマなどを植栽しています。

春のアサギマダラはスナビキソウというのが定説ですが、前記の3植物を同じ場所に植えてみるとスナビキソウよりスイゼンジナの方がより好まれるようです。

スナビキソウ・シマフジバカマはPAを含んでいるため訪花はオスが中心ですがスイゼンジナには♂♀ともに訪花が見られます。

したがって春のアサギマダラの観察はスイゼンジナが一番有利です・・・」。

 

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余談ですが、長野県北アルプス山麓の私も、愛知県のアサギマダラ関係者から譲り受けたスイゼンジナを自宅で鉢植えにしていたのですが、寒冷地ですので冬の寒さで花を見ることもなくまた枯らしてしまいました。2回目の挑戦だったのですが・・・

 

下の画像は私が2016年12月から2017年の秋まで育てていたスイゼンジナです。春から秋の間にどんどん成長しました。北アルプス山麓でもこんなに成長したのには驚きました。紫色した葉っぱの裏が一枚見えますね。

 

夏の間に成長したスイゼンジナ:長野県北アルプス山麓で 2017年9月

 

最近、「コメリ」でスイゼンジナの苗を販売しているとアサギマダラの先輩から情報を得ましたので、早速近くのお店に行ってみましたが、残念ながらありませんでした。24ポット頼めば入手できるようですが、そんなに求めても冬に家の中で育てるのは非常に大変ですので、結果的に注文は諦めました。

 

福島県の友人からの連絡によると、「ハンダマ」「金時草」の名で販売されていたようです。福島県では入手できたようですよ!

 

スイゼンジナの葉っぱは栄養価が高いとお聞きしています。どうやら葉を食べる野菜として販売されているようですが、私はもっぱら観賞用にしていたので食べたことはありません。上の画像のように葉裏が紫色していますので、野菜の苗売り場などで探せば楽に分かるかも知れませんね。

 

山本さん、初見情報の他に貴重な植物情報を大変有難うございました。

山本さんのホームページ:「山本柑橘農園」・ブログ :「曜日のない暮らし

アサギマダラの初見情報:福岡県宗像市

情報が前後しますが、福岡県宗像市の前田秀敏さんから2件のアサギマダラの初見情報(asagi:04056)が寄せられていますので、ご紹介します。

福岡県宗像市公園通りで4月28日11時ごろ、スイゼンジナに飛来。崎村さんによると、「1時間くらい吸蜜していた」。

さらに、同市鐘崎織幡神社境内で同日16時ごろ、花田さんによって確認されています。「境内に植えているスイゼンジナに飛来するも横の木立に飛び去った」とのことです。

 

前田さんからコメントが寄せられています。

「二件目の目撃の鐘崎の織幡神社ですが、神社の総代他理事さんたちが皆さんでスナビキソウを育てておられます、五月のピーク時は30頭程度の飛来がありアサギマダラのファンの方々が来られるようになります、神社野参拝も増えて大変喜んでおられます。

神社関係者の皆さん、訪問者に対し毎日来て説明等ご案内されています」。

 

さらに、熱心な宗像アサギマダラの会の会員さんの情報です。
「当会の熱心な会員で、近くの「ふれあいの森」で産卵した卵にマークをつけて一頭一頭管理記録しており2020年と2021年二年間の観察をまとめをしてもらっています」。
前田さんから寄せられた昨年の初見情報(asagi:037270)では、2021年4月21日でした。どうやら今年は7日遅いようですね。
宗像アサギマダラの会には熱心な会員さんがおられるのですね。卵から成長するアサギマダラの今後や、まとまられる記録が楽しみですよね。
宗像アサギマダラの会の皆さんは、「FUK ムナカタ」などのマークを付けています。撮影されたり再捕獲された方は、「再捕獲者、再捕獲日、時間、再捕獲地、座標、天気」などの詳細をぜひご連絡ください。
宗像市で目撃されたアサギマダラは、さらに北上の旅を続けているいるのでしょうね。
前田さん、貴重な目撃情報や宗像の皆さんの様子を知らせてくださってありがとうございました。ぜひ織幡神社の皆さんの活動や、宗像アサギマダラの会の皆さんの活動などもご紹介くださいね。楽しみに待っています。

フジバカマが20cmほどに成長しました:長野県小谷村平間

長野県小谷村「おたりアサギマダラの会」の丸山里香さんから3日、フジバカマの新芽が、成長の早い場所で20センチほどに成長したという情報が飛び込んできました。同時に送っていただいたサクラの花と雪の北アルプスの画像がとっても綺麗です。こうした季節の移り変わりの中でのフジバカマの成長をご紹介させていただきますね。

小谷村平間のフジバカマ畑から見える北アルプスとサクラ:丸山里香さん提供

 

「平間の花畑へ行って来ました」という丸山さんのコメントをお読みください。

今朝までとても寒かったので北アルプスは新しい雪をかぶって白さが増しています。花畑の桜越しの北アルプスです。

フジバカマは斜面の方は20㎝くらいに、広い花畑はようやく芽が出揃って5㎝に。去年の切り株くらいの大きさになっていました。

寒いのでアサギマダラの飛来にはもう少しかかるかもしれません」。

 

日当たりの良い西向きの畑で20cmほどに成長したフジバカマ:丸山里香さん提供

 

一段上の畑で5cmほどに成長したフジバカマ:丸山里香さん提供

4日のニュースでは沖縄県が梅雨入りしたとのことですが、長野県小谷村は春本番です。4月10日に訪問した時にはまだ新芽も確認できなかったのに、3週間余りでフジバカマがこんなに成長したのですね。

雪解けのフジバカマ畑:長野県小谷村平間

もしかしたら、北上のアサギマダラが平間のフジバカマ畑に今年も立ち寄るかも知れませんね。

丸山さん、初見を確認しましたら、またご報告よろしくお願いいたしますね。楽しみに待っています。

キジョランで蛹だったアサギマダラが旅立つ:熊本県熊本市

4月27日付けのブログの、益田勝行さんが熊本市内で24日に確認してくださったキジョランにあった黄緑色の蛹ですが、「昨日(4月30日)、蛹を見てみたら羽化し無事旅立った模様です」と、先ほど益田さんから連絡が入りました。

 

4月30日までに旅だったアサギマダラの蛹の抜け殻:益田勝行さん提供

 

キジョランでアサギマダラの蛹と抜け殻確認:熊本県熊本市

あの後、あの綺麗な蛹が1週間ほどで羽化したんですね。

確認前に旅立たれてしまった益田さん、「ということで、私はまだ今年はアサギマダラを見ていません(笑)」と、ちょっぴり嬉しいやら、成長を見れずに残念なような・・・

でも、熊本市内の「立田山の別の場所の方から、昨日と今日アサギマダラを1頭づつ見たと伺いましたので、そちらへ立ちよったのかもしれません」と、ちょっとホッとしたような気持ちの益田さん。笑顔が目に浮かびますね。

無事に羽化し、あちこち立ち寄りながら北東を目指す旅に出たのかも知れません。オスだったのかメスだったのか、いつ羽化したのかなど疑問は想像として膨らむばかりですが・・・この先素敵なパートナーと出会い、無事に旅を続けてほしいですね。

秋にはきっと次の世代の子どもたちと一緒に、大家族になって熊本に戻ってくるのかも知れませんよ。

さて、どこに立ち寄って皆さんにお会いできるのやら。マークもありませんが、出会った皆さんからのご報告をお待ちしております。

アサギマダラの初見情報:兵庫県神戸市

暑かったり、涼しくなったりしていますが、このような気温の変化の中でアサギマダラはどうしているのでしょうね?

兵庫県の渡辺康之さんを通して杠隆史さんから、アサギマダラの目撃情報が寄せられました。

杠さんは4月27日午前1110分、神戸市灘区鶴甲 表六甲ドライブウェイ道路上で、アサギマダラが1頭飛んでいるのを目撃したとのことでした。

渡辺さんによると「数年前に武庫川中流の武田尾(宝塚市玉瀬)の栗林で5月上旬にアサギマダラを目撃したことがあり、この時期の北上、東行の個体と思われます」とのこと(asagi:04057)。

渡辺さんご自身も425日、その付近のキジョランで5齢幼虫を確認しておられます。

さらに飼育していた幼虫は427日から羽化したので、マークして放したそうです。

2021年の兵庫県からの報告によりますと、4月30日に淡路市岩屋でスナビキソウに訪花するアサギマダラが確認されており(asagi:037289)、5月7日には豊岡市竹野町で、同じくスナビキソウで確認されています(asagi:037328)。

渡辺さんは「もうすぐ淡路島のスナビキソウ群落に集まるようになります」とおっしゃっていますので、お近くの皆さん、機会がありましたら淡路島のスナビキソウ群落を探してみてください。南からの貴重な数少ない北上個体出会えるかも知れません。

マークのついた個体を再捕獲したり撮影されましたら、ぜひ画像を添えてご報告ください。

杠さん、渡辺さん、貴重な情報に感謝いたします。

キジョランでアサギマダラの蛹と抜け殻確認:熊本県熊本市

アサギマダラの会員で熊本県にお住まいの益田勝行さんから24日、熊本市内の知人が育てているキジョランの葉裏で撮影したアサギマダラの蛹と蛹の抜け殻の画像を、提供していただきました。

益田さんが確認されたのは雨上がりとのことですが、緑色の蛹、とっても綺麗ですね。翅の一部が透けて見えますね。

アサギマダラの蛹 熊本市にて:益田勝行さん提供 2022年4月24日撮影

 

益田さんの知人の方は、アサギマダラを呼ぶために吸蜜植物のフジバカマの他に、幼虫の食草となるキジョランなども育てているそうです。

益田さんが20日に伺ってキジョランを確認したところ、2つの蛹があり「羽化してくれたら・・・」と期待していました。

その後、24日にも伺って確認したところ、抜け殻を2つ、蛹をひとつ確認して撮影できました。それが上と下の画像です。

アサギマダラの蛹の抜け殻1 熊本市にて:益田勝行さん提供 2022年4月24日撮影

もう一つはこれです。

 

アサギマダラの蛹の抜け殻2 熊本市にて:益田勝行さん提供 2022年4月24日撮影

 

昨年の羽化は4月15日に初めて羽化したとのことで、今年は20日以降ですので、若干遅いのかもしれません。

益田さんは「最後の蛹も無事羽化して旅立ってくれたらと思います」と、話しています。熊本市から旅立つ日はもうそろそろかも知れませんね。

益田さん、貴重な画像と情報提供を有難うございました。

フジバカマの成長:長野県宮田村の「アサギマダラの里」

長野県の笹木真由美さんから25日、同県宮田村の「アサギマダラの里」のフジバカマの画像をアサギマダラの会のブログに送っていただきました。宮田村は秋のアサギマダラを呼ぼうと、「フジバカマ里親制度」を2015年にスタートさせ、フジバカマの管理を里親たちに委託しています。その里親の一人となっている笹木さんは、秋のアサギマダラが来るまで、個人に委託されたフジバカマの世話をしています。フジバカマがどのくらい成長したのかご覧ください。

 

笹木真由美さん提供 アサギマダラの里のフジバカマ

宮田村の「アサギマダラの里」は標高774mで、南北に細長い長野県の比較的南側に位置しており、アサギマダラの里(北緯354501秒 東経1375422)には看板も設置されています。

 

笹木真由美さん提供 アサギマダラの里

笹木さんから寄せられた情報です。
「フジバカマの新芽は20センチくらいに伸びている所もありました。私が管理させて頂いている区画は、まだ数えるくらいしか新芽が出ていなくて、10日前の一斉草刈り作業の時とほとんど変わりがありませんでした。草と見分けが付かず、うっかりフジバカマの新芽をいくつか抜いてしまいました(汗)。早く大きく元気に伸びてほしいです」。

笹木真由美さん提供 アサギマダラの里のフジバカマ

「4月25日 午後3時半 晴れ 気温25℃(小学生が半袖半ズボンで下校しているくらい暑かったです)」。
笹木真由美さん提供 アサギマダラの里のフジバカマ
笹木真由美さん提供 アサギマダラの里のフジバカマ
「またフジバカマの様子を見に行ってみますね」とのこと。
フジバカマは結構成長して大きくなっていますね。
草取りなど管理が大変でしょうが、こうして写真をたくさん撮影してご提供してくださった笹木さん、またアサギマダラの里の様子を楽しみにしていますね。有難うございました。