ほんのり色づいてきたフジバカマ:長野県宮田村

猛暑の夏に、秋の兆し見え始めたようです。長野県宮田村にあるアサギマダラの里のフジバカマが色づいてきたと、笹木真由美さんが画像を送ってくださいました。「まだつぼみですが、全体的に見るとほんのり淡いピンク色の景色がきれいです」。

笹木さんによると、宮田村付近では「コオロギが鳴いています。お盆を過ぎると朝晩は涼しくて気持ち良いです」とのこと。信州の秋の入り口らしい雰囲気になってきましたね。

花だけではなく、一番下の画像の空にも注目してください。この空に浮かぶのは筋雲でしょうか。上空に冷たい風が流れている証拠でしょうね。

宮田村では「第7回 全国アサギマダラサミット&フェス in 宮田」を9月17日(土)・18日(日)に計画しています。

その頃になるときっとアサギマダラの里のフジバカマが満開になって、たくさんのアサギアマラを引き寄せるでしょうね。楽しみですね。

笹木さん、情報と画像を有難うございました。

挿し芽のスイゼンジナに根が出てきました:長野県北アルプス山麓

またまたスイゼンジナの話で恐縮です。

茎をカットしてペットボトルに入れておけば根が出るとお聞きしていましたので、早速挑戦してみました。長野県とは言え毎日30度超えが続く夏のちょっと涼しい室内です。季節的に良いのか悪いのかも分かりませんが、何と言っても挑戦ですから季節は問いませんよね。

7月23日に例の株から一本の茎をカットし、下の葉っぱを数枚取り除き、写真のように水だけ入れたペットボトルに挿しておきました。葉っぱも捨ててはもったいないので、小さな瓶に入れて様子を見ていました。

8月1日。何か白いものが茎から出ているような・・・でも根とは思えないし・・・そんな訳で写真も撮らなかったのですが、2日によくよく見ると白い根が伸びているのを確認できました。

それぞれを拡大してみますね。

茎から数ミリの根が出ているのが見えるでしょう。やっぱ、根だったんですね。何もしないで放っておいて10日目です。

 

もう一方の葉っぱの下の葉柄からも根が出ています。この方が分かりやすいですね。

まさか葉っぱからも根が出るとは思わなかったのですが・・・ひとつの葉っぱからこんなにもたくさんの白い根が出ていました。

 

翌日の3日(11日目)の画像から、根の成長の速さをご覧ください。たった一日でこんなに伸びるんです。しかも夜の間に伸びていたんです。

 

葉柄の方はこちらです。

別の葉っぱからも短いですが根が出ていますね。たった一晩で数ミリの根が伸びました。ちょっと感動的ですよね。

 

根を出させるためには光を遮断しないといけないのかなとか、水を毎日替えないといけないのかなとか、実は色々考えたんです。でもアサギマダラの調査で山に通うことで忙しくて、そう立派な言い訳をして、放って置いたらこんな感じになっていたという訳です。

知識もない、世話もしないこんな私でも、とりあえずここまではできました。

気を良くしてさらに2本の茎をカットして、2つのペットボトルに入れてみました。さて、どうなるかしらね?

 

小学生の時にこんな宿題が夏休みにあったら、きっと楽しくっていっぱいいろんな植物を挿し芽したんだろうなと思いました。よろしければお子さんとご一緒にやってみられませんか?