【アサギマダラの北海道から本州への移動が3例、北海道内の移動が1例確認されました!】

メールの仕分けに奔走しており、なかなかブログを書けないでいましたが、朗報が飛び込んできました。

アサギマダラの北海道から本州への移動が3例、北海道内の移動が1例確認されました。

石川県宝達清水町、京都府福知山市、静岡県静岡市でそれぞれ「ハコダテ」マークのアサギマダラが再捕獲され、そのほかに北海道内の室蘭市から函館市への「ムロラン」マークのアサギマダラの移動も1例確認されました。

確認されたのはオス2例、メス2例です。

「ムロラン」マークのアサギマダラが函館山で訪花していたのはミゾソバです。山でひっそりと咲く花ですので、あまり目立ちません。花も大きくなく、ほんのりピンクがかった小さな花です。それなのに、アサギマダラは見つけてしまったのですね。道内の記録ですが、嬉しい報告です。

石川県宝達山で再捕獲された「ハコダテ」マークのアサギマダラは出発前も到着後も、交尾痕のないメスでした。七飯町横津岳から宝達山への移動で、日本海側では初記録でした。この後の旅の途中で素敵なオスとの出会いがあったかしらね?

京都府福知山市で確認された「ハコダテ」マークは、松前町勝軍山からのメスでした。新鮮だった個体が少し傷ついていたようです。逞しいですね。メスの再捕獲情報は非常に少ないので、どちらも貴重な記録ですね。

静岡県静岡市で確認された「ハコダテ」マークは、横津岳からのオスでした。新鮮な個体にスレや破れが確認されたようです。自然界の旅は苦難がつきものなのでしょうね。

北海道から本州へ3例と言う、こんなにたくさんの移動が確認されたのは今年が初のようですよ。本当に嬉しいですね。

アサギマダラたちには、今後も無事に旅を続けて欲しいですね。

秋の南紀調査会の案内

アサギマダラの会では、今年も南紀で秋の調査会を開催しますので、参加者を募集しています。

昨年は台湾の澎湖島の小学校の修学旅行を兼ねて、台湾のアサギマダラ愛好者らが来日され、共同調査を行いました。活発な交流が行われ、楽しい時間を過ごすことができました。

今年は台湾からの訪日ではなく、香港からの参加の可能性があります。

調査会の詳細は参加者で相談して決定しますが、次の案が浮上しています。10月27日のアサギマダラ祭りは確定ですが、計画は変更可能です。

10月26日(土) 探索組:日の岬、標識専念組:日高町西山→午後:印南町切目神社、晩:アサギマダラの移動に関する意見交換
27日(日) イベント組:上富田町興禅寺アサギマダラ祭り、標識専念組:下鮎川フジバカマ園(→田辺市龍神村殿原フジバカマ園)、晩:宴会
28日(月) 潮岬

日の岬、潮岬では、アサギマダラをはじめとする多くの昆虫が海に出ます。切目神社にはスナビキソウの不思議な大群落があります。晩の意見交換会では、アサギマダラの調査の未来について語り合う予定です。27日の意見交換会・宴会ではフジバカマ園の白絹病対策について話し合いましょう。

アサギマダラの会の会員でなくても参加できます。初心者も大歓迎です。特に、車で同行参加される希望がありましたらありがたいです。金澤の車には香港勢が乗り、その参加者も増える可能性があります。

参加を希望される方は、私への電子メールでお知らせください。全日程でなくても、1日だけの参加でもかまいません。車がなくてもいいです。相談しましょう。香港勢が参加すれば外国との交流の絶好のチャンスです。

よろしくお願いいたします。

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Itaru KANAZAWA (金澤 至)
p.niphonica@gmail.com

アサギマダラの会の会誌Paranticaの公開

本会の会誌Paranticaは、現時点で9巻1号までが発行されていますが、発行から2年後に公開され、次のリンク、URLから検索可能なテキスト付きPDFがダウンロードできることになりました。

ParanticaのPDF

https://www.asagi-org.jp/~asagi/asagipara/

アサギマダラの文献調査にご活用をお願いいたします。

ホームページのリンク集にもリンクを記載しましたので、しばらくすると検索ページにも表示されるようになると思います。

本会は会誌Paranticaの他にも、会員向けの連絡誌「We love! アサギマダラ情報」なども発行しています。それらも徐々に公開する方向で準備を進めております。

ご期待ください。

フジバカマ園・アサギマダラの愛好者の集まり

私が調査所を設置している和歌山県でも、数年前から公共の公園や休耕田にフジバカマ類を植栽して、アサギマダラを誘引する団体や個人が増えてきました。個人的に庭にフジバカマ類を植栽する方は、昔から多くおられました。そこで再捕獲したアサギマダラの報告は時どきいただきました。しかし、休耕田や公園などの共用スペースに植えることが、最近とても増えた気がします。

2枚とも和歌山県上富田町興禅寺アサギマダラの丘

和歌山県でも、日高町西山、上富田町興禅寺、和歌山市四季の郷公園など、数か所に植栽され、フジバカマ類の植栽方法やアサギマダラの標識方法などの質問を多くいただくようになりました。これは日本全国の傾向と思います。

各地からの質問に個別にお答えするのが大変なために、年数回集まって情報交換会を開催し、日頃は電子メールの「全員に返信」で情報交換を行っていました。昨年1年で参加者が15名ほどになり、さすがに「全員に返信」では、メールアドドレスの漏れが心配になってきました。それでメーリングリスト(ML)を考え始めました。

アサギマダラ関係のMLには、アサギマダラなどの移動昆虫のML (asagi → asagimadara) があります。アサギマダラ関係のMLとしては、最も早くに始まり、参加人数が最多です。アサギマダラの再捕獲情報(と標識情報)は、ここに報告すべきと思います。しかし、最近サーバが変更になって1日あたりのメール数が制限され、アサギマダラの再捕獲の最盛期の10~11月には、送信されないメールが多発するようになりました。エラーメッセージも返らない仕様のようで、とても困る事態が生じています。対策を苦慮しているところです。

訪花植物とはいえ、アサギマダラ関係の情報ですから、asagimadaraMLへ流すのが理想と思います。しかし、現状では通信量を増やすことはできません。そこで、グーグルグループのMLを活用することになりました。フジバカマ園・アサギマダラ愛好会がそれです。今年の1月に開始されました。再捕獲情報(と標識情報)は、なるべくasagimadaraMLへ流すこととして、こちらは訪花植物関係の情報に限る予定です。あるいは、両方のMLへ発信することにしましょう。

フジバカマ類の白絹病と連作障害の対策、スイゼンジナ類の栽培方法などが主な内容です。これらの情報は、日本全国のフジバカマ園、スイゼンジナ園でも必要な情報でしょう。そこで、和歌山県に限らず、日本全国、あるいは外国からでも参加できるように公開されています。参加は無料です。

参加されたい方は、p.niphonica@gmail.comまで、「フジバカマ園・アサギマダラ愛好会へ参加希望」という本文のメールをください。登録させていただきます。やはり、メールで届くと読みやすいと思います。MLのメールは公開ですから、詳しい住所や、電話番号などは署名欄から削除して発信してください。

よろしくお願いいたします。

 

2023年度のまとめ&2024年度計画立案会(通称「まとめの会」)プログラム

本会のまとめの会の内容が明らかになりました。Zoom Meetingによる開催で詳細は次のようです。アサギマダラに関心のある方は、どなたでも視聴できますので、最下段のメールアドレスに「まとめの会参加希望」というタイトルで、本文にお名前と、参加視聴するPC等のメールアドレスを書いて3月17日までに送ってください。総会については、非会員はオブザーバー参加になります。

アサギマダラの会
2023 年度のまとめ&2024 年度計画立案会(通称「まとめの会」)プログラム
 日時: 2024 年 3 月 24 日(日) 13:00~17:00
 様式: Zoom Meeting によるオンライン開催
 参加者: 本会会員および会員外でアサギマダラに関心のある者(ともに事前の参加申し込みメールが必要)
 内容:
  13:00 開会・諸連絡・ Zoom 使用上の案内など
  13:05 会長挨拶 10 分
  13:15 【研究発表①】金澤至氏 30 分(質疑時間含む 以下同じ)
  『台湾勢への対応報告』
  『マーキング DB 構築の試案』
  13:45 【研究発表②】湯田冴氏 30 分
  『マーキング解説用 youtube 動画の試作』
  14:15 【研究発表③】佐藤元氏 30 分
  『蝶の道』
  14:45 休憩 15 分
  15:00 【研究発表④】安川憲氏 30 分
  『標識調査-奄美群島を中心として-』
  15:30 【研究発表⑤】土居咲貴氏(大阪公立大学大学農学研究科修士1 年)30 分
  『数種のマダラチョウ種に対するマダラヤドリバエの寄主適合性に関する研究-マダラチョウの移動性と天敵に注目して-』
  16:00 参加者全員による自己紹介と近況報告
  16:30 総会(30 分)
  17:00 閉会

迷子のアサギマサラ2「ナガノ NHP」「のっぺ NHP」どこから来たの?

迷子のアサギマダラの続編です。

アサギマダラの全国調査をしているMasuzawaさんから、「ナガノ」マークの迷子のアサギマダラに関係して、画像と追加情報を提供していただきました。

追加情報として、以下の「ナガノ」マークも2023年に再捕獲されていました。

「ナガノ」マークは、全国各地で再捕獲されているようですが、いまだに標識者も標識地も判明いたしません。長野県内での標識だろうと思われますし、「NHP」は標識者のマークと思われます。

お心当たりの方はコメント欄などでぜひご一報をお願い致します。

和歌山県の低地にもアサギマダラが下りてきました!

昨日(10月4日)、急に気温が低下したせいか、和歌山県の低標高地にもアサギマダラが姿を現しました。

朝に田辺市龍神村殿原のフジバカマ園(標高360m)のコバノフジバカマの花に訪花したオスの写真を、管理者の杉本町子さんから送っていただきました。また、午後14時頃に日高川町美山支所前(標高150m)を飛ぶアサギマダラを目撃しました。この2点から、確実に低標高地に下りてきていることがわかります。

和歌山県の今年のアサギマダラについては、北上の季節である初夏には特に目立った目撃記録はありませんでした。8月末に次の新聞情報がありました。

旅するチョウ「紀州の屋根」に 晩夏の護摩壇山にアサギマダラが

護摩壇山山頂付近のヨシノアザミ

飛来、和歌山

護摩壇山のヨシノアザミの花が開花し始めて、8月28日にアサギマダラが集まっている(標高1200m付近)、という情報です。例年では、10月上旬に多数が通過するのですが、約1か月も早い出現です。9月下旬にこの記事を見つけて、私も慌てて護摩壇山に調査に行きました。

9月24日に白馬(しらま)林道を走って、「ごまさんスカイタワー」まで行きましたが、アサギマダラの姿を見ることはできませんでした。翌日、護摩壇山山頂に登っても、ヨシノアザミは開花していましたが、おりませんでした。

スカイタワー近くのスカイライン沿いにオタカラコウが開花していました。紀伊民報の写真では、9月中旬にオタカラコウに訪花しているアサギマダラが見られます。この日は姿を見ませんでした。

スカイタワー近くのオタカラコウ

10時頃に森林公園案内所近くで2頭目撃し、帰りに龍神スカイラインへ少し戻ったところでも2頭目撃しました。案内所の管理人は、アサギマダラが訪花するヨシノアザミを刈らないように注意しているそうです。8月末~9月下旬の間に少ないながらも数頭のアサギマダラが、オタカラコウや、森林公園のヨシノアザミに訪花し続けていたのではないか、と想像しています。これらのアサギマダラは、紀伊半島のイケマ、ガガイモなどのガガイモ類で育ったもので、日中でも25度以下の適温である山頂付近で上下動をしていたのでしょう。

標識したアサギマダラのオス

帰路の有田川町川合白井山の白馬林道(標高858m付近)で、ヒヨドリバナに集まってくるアサギマダラ6オスを標識しました。9月25日にはこのあたりまで下りてきていたことがわかりました。記録はアサギマダラ年鑑の2023年・和歌山県・標識で見ることができます。

秋の本格的な移動シーズンを迎えた和歌山県では、次のイベントが予定されています。

10月14日(土) 10時~ 「アサギマダラ祭り・小町カフェ8周年」(田辺市龍神村殿原のフジバカマ園)

10月22日(日) 10時~ 「第2次観察会:アサギマダラ西山観察会」(日高町西山アサギマダラの谷、参加受付終了)

10月29日(日) 10時~ 「アサギマダラ祭り」(上富田町市ノ瀬だるま寺)

いずれも移動の最盛期に開催されます。満開のフジバカマ類の花と訪れるアサギマダラを見に、あなたも出かけてみてください。マーキングをされる方は、撮影している人の邪魔をしないようにお願いいたします。

参加者募集「長野県白馬村でのアサギマダラの調査・観察会」

長野県の標高1500mの山で、渡りチョウ・アサギマダラの調査・観察をしてみませんか!

  •  アサギマダラの訪花植物の確認と撮影
  •  アサギマダラの食草イケマを害するジュウジナガカメムシの調査
  •  アサギマダラがいれば、作業道でマーキング

 

日時:第一回 2023年6月26日(月)10:00〜12:00

第二回 2023年8月07日(月)10:00〜12:00

  •  9:30白馬五竜エスカルプラザのゴンドラチケット売り場前集合。
  •  前日12時頃の気象庁天気予報により、当日6:00-12:00の降水確率が50%以上なら中止。前日のうちにお知らせ致します。

 

場所:長野県白馬村五竜高山植物園

募集人員:約20人

対象者:実名で報告してくださる小学生以上の方

(小学生は保護者同伴)

参加費:一人300円(腕章代)

交通費・ゴンドラ代・宿泊費・食事代・レジャー保険などは自己負担

 

持ち物: 昆虫採集用捕虫網(作業道以外では、ネットにカバーをしてください)

油性フェルトペン(細書き黒)、プラスチック定規(10cm程度の短いもの)、筆記用具、A4のバインダー、雨具、水筒、弁当(山頂レストラン利用の場合は不要)、カメラ(訪花植物・マーキング個体等撮影用。スマホ可)、帽子、その他野外調査に必要と思われるもの。

その他 • 長袖、長ズボン、滑りにくい運動靴。

  •      調査・観察は高山植物園内で行ないますが、マーキングは勾配がある植物園脇の作業道です。

・スタッフは人数不足ですので、車椅子などの方は、作業道入り口付近でのマーキングとなります。

  •      せっかくご参加くださっても、アサギマダラがいない場合も想定されます。ご了承ください。
  •      感染症拡大の場合には、取り止める場合もあります。
  •      当日急に参加できなくなった場合は、9時半までにご連絡をお願いします。

 

申し込み方法:メールで、下記まで。参加者氏名・メールアドレス・電話連絡先などをお知らせください。

締め切り:第一回:2023年6月16日(金)。第二回:2023年7月28日(金)

 

お申し込み•お問い合わせ

アサギマダラの会白馬調査会 世話役 田原富美子

Email :poco.jin@gmail.com

本の紹介「モンシロチョウは史前帰化昆虫か? アサギマダラの生活 :長谷川順一著」

冬になると、フィールドに出かける機会がめっきりと減ってしまいますね。そんな時期ですので、アサギマダラに関係した本を紹介します。

タイトルは「モンシロチョウは史前帰化昆虫か? アサギマダラの生活 」。蝶やアサギマダラの研究者の一人、栃木県の長谷川順一さんの著作で、内容は、モンシロチョウとアサギマダラの二本立てとなっています。この時期に読んでみられませんか?

子供の頃から自然の中で遊び、昆虫や花に親しみ、大学では植物を専攻したものの、後に生物全般に関心が広がった長谷川さんが、モンシロチョウは1975年から、アサギマダラは2004年から調査、研究をしています。

モンシロチョウは誰でも知っていてどこにでもいる普通のチョウですね。キャベツの害虫と思っている方が多いと思うのですが、何を食べているのか、実際に何が大好物なのでしょうか?ではその植物はどこにあるのでしょうか?

モンシロチョウが特に好む植物は日本の土着植物か帰化植物かという観点から、食草、移動等を検討しています。

モンシロチョウの蛹や抜け殻さえ見たことがない私は、カラー写真からその多様性に驚かされました。

さて「アサギマダラの生活」は、皆さんにとって一番の関心事ではないでしょうか?

長谷川さんの住む北関東での夏のマーキングと、その成果はグラフや地図などで見ることができます。8月にマーキングした個体が9月、10月、11月と、どのように移動していったのでしょうか?

どのくらいマーキングしてどれほどの再捕獲があったのでしょうか?気になる再捕獲率はどのくらいなのでしょうか?

アサギマダラと言えば、渡りの観点から再捕獲に目を留める皆さんが多いと思いますが、アサギマダラの産卵時期とか、羽化の時期ってどうなっているのか気になりませんか?

長谷川さんご自身が現地に何度も出向いて調査されています。では調査方法はどのようなものなのでしょうか?

記述を通して、私は「長谷川さん、根性がある〜!」と思いました。私個人は、同じことを野外でやっても、たくさんのデータを取るほどには至っていません。信州人がよく口にする「ずくがない」からです。長谷川さんを含め、研究者たちはそのずくの塊です。そして関心も持ったら、それを継続する。その根性の持ち主だからこそ、たくさんのデータが取れて、思わぬ発見もあるんですね。

キジョランがない(と思われる)長野県では秋はもっぱらマーキングですが、栃木県には常緑のキジョランがあり、秋にも産卵を確認できるようです。越冬も確認できているようですので、関東方面の皆さんはこの時期ですら観察する機会がありそうですね。

気象や天敵にも影響を受けるアサギマダラですが、カラー写真からもたくさんのことが学べます。

「今は本が安くできる。パソコンで編集し、表紙まで編集した」と言う長谷川さんです。発行も長谷川さんご自身です。

縦256、横183mm、110ページ、税込み1320円。六本脚、南陽堂書店などで扱っています。

2022年度のまとめ&2023年度計画立案会(通称「まとめ会」)プログラム

アサギマダラの会の「まとめ会」のプログラムなどを紹介します。

日時: 2023 年 2 月 18 日(土) 13:00~17:10
様式: ZoomMeeting によるオンライン開催
参加者: 本会会員および会員外でアサギマダラに関心のある者
(ともに事前の参加申し込みメールが必要)

内容:
13:00 開会・諸連絡・ Zoom 使用上の案内など

13:05 会長挨拶

13:10 【ミニ・シンポジウム】80 分
 『アサギマダラ個体数の変動要因は何か』–なぜ 2022 年は少なかったのか–
 【基調講演】本田計一氏(西条生態学研究所・広島大学名誉教授)
 ディスカッション

14:30 【研究発表①】渡辺康之氏 25 分
 『2022 年、兵庫県宝塚市・尼崎市武庫川沿岸地域におけるアサギマダラのマーキング調査について』

14:55 休憩 15 分

15:10 【研究発表②】山上初音氏(大阪大学大学院理学研究科生物科学専攻)25 分
 『アサギマダラの定位方角を調べる実験系の構築』

15:35 【研究発表③】金澤至氏・﨑山孝也氏 25 分
 『和歌山県のアサギマダラなどの新知見』

16:00 【研究発表④】増澤敏弘氏 25 分
 『のっぺ山荘でのマーキング調査から』

16:25 【研究発表⑤】藤野適宏氏 15 分
 『ジョロウグモはなぜアサギマダラを食べないのか』

16:40 総会(30 分)

17:10 閉会